できることは全部やったのに全然泣き止まない。どうしていいか分からず、途方に暮れた経験はありませんか?2人の子どもを育てる私自身、何度もこの壁にぶち当たりました。
赤ちゃんが泣く原因はさまざま。ですがほとんどの場合は理由があります。
言葉で伝えられない気持ちや不安を表現するため
言葉、表情、仕草など気持ちを伝える方法は沢山ありますよね。でも、生まれて間もない赤ちゃんにとって「泣くこと」がそのすべての役割を担っています。

- おむつ→変えたばかり
- ミルク→飲んだばかり
- げっぷ→したばかり
- あやす→ずっとあやしてる
なのに全然泣き止まない・・・!
なんど「こっちが泣きたいよ!」と思ったことか
赤ちゃんの泣く声、ずっと聞いてると疲れちゃうよな
泣き止ませる?放っておく?どうしたらいいのかわからない・・・2人の子どもを育てる私自身の体験談を踏まえて、今日からできる“泣きとの向き合い方”をご紹介します。
この記事を読んでわかること
泣き止ませるために必死だったあの日
どうにもこうにも泣き止まなくて困った思い出って沢山あるんですけど、特に印象的なエピソードを思い返してみました。
泣かれてヘトヘトエピソード
ベビーカーに乗せて電車移動の真っ最中。さっきまで寝ていた娘が、不意に目覚めたと思ったら間髪入れずに大泣き・・・車内は混み合っていたため抱っこ紐に変えることもできず、大人は私1人。周囲の目が気になってとにかくベビーカーを揺らし続けることしかできなかった。
人前で泣く=すぐに泣き止ませる必要がある!そんなふうに思っていました。ましてや混み合う電車の中となったらもう、泣き止ませるのに必死…そういう時に限って泣き止まないんですけどね。(泣)
夫が不在のワンオペ日。当時はまだ上の子しかいなかったけど、ミルクにおむつに全部終わらせてあと寝るだけ!ってタイミングで泣き始め…あやしてもあやしても泣き止まず、気がつけば大泣きが30分も続いていました。どうにもならず、抱っこ紐をつけて夜の街を徘徊することに。
15分歩いたところで馬鹿でかいゲップが出て、さっきまでの泣きは幻だったのかな?と思うほどスゥッと眠りにつきました。突然シーンとするからこっちも一気に冷静になったのを覚えています。
「泣き止ませる」にこだわっていた理由
家でもそうだけど、特に人前で泣かれた時の方が心が落ち着かなかった思い出があります。街中で泣いている赤ちゃんがいると、わたし自身なんの気無しにそっちを見ちゃうんですよね。電車だろうがバスだろうが、人の子供が泣いていても「元気だなぁ」くらいで終わりです。
でもいざ自分の子供となると、その視線が痛い・・
「うるさいですか?!」
「すみません!」
「今あやしますんで!」
って人の視線とか、どう思われてるのかばかり気にしてましたね。今思うと、泣いている子供を本気で心配してたっていうより周りの人や自分のために泣き止ませないとって必死だった気がします。
「泣くこと」は悪いこと?
「泣く」=「良くない」は思い込み
周囲の目を気にするあまり「泣かせない」ことに必死だった私ですが、優しいお言葉をかけてくださるマダムに出会うこともありました。
ふんぎゃあ〜おぎゃあ〜
あらぁ、元気ねぇ〜
すみませんえへへ(泣きやめぇ)
大丈夫よ。子供は泣くのがお仕事だからね
ありがとうございます(泣)
そんな温かい経験をすることもあり、思ったほど泣いている子供に対してマイナスな感情を抱く人ばかりじゃないのかも?と段々と思うようになっていったんですよね。もちろん一部の人にとってはこの限りじゃないだろうし、公共の場で全く何も対処しないのが良いとは一概に言えないんですけど。
そもそも何で「泣く?」
「伝える手段」がそれしかないから
これに関しては分かってるようで、いざそのタイミングになると本当に余裕がないので全く冷静に考えられないんですけれど。シンプルに、
- 喋れない
- 歩けない
- 視力も低い
- ここがどこかも分からない
こんな状況で生きているから、とにかく自分の存在を主張する事=泣くことが必要なんですよね。ざっくりとした内容ですが、細かく分けると沢山の欲求があるみたいです。
泣き止まない赤ちゃんのきもち
生理現象
- お腹がすいた(空腹)
- オムツが濡れている(不快)
- 暑い・寒い(温度)
- 眠いのに眠れない
大人もこの辺の欲求が満たされないと不機嫌になったりする人いますよね。食い意地を張ってた20代頃の私は、仕事が多忙で休憩に行けないと空腹でイライラしてたっけ…
こころ
- 抱っこしてほしい
- ひとりが寂しい
- 知らない場所で不安
現代は安全で空調の効いた室内がある事が当たり前になっているとはいえ、保護者の気を引いて身近にいさせようとするのは、やっぱり身を守るために必要な感覚なんでしょうね。
体調不良
- 発熱・下痢・便秘などの症状
- どこかが痛い
体調の変化に伴う内側の不快感、大人は当たり前に感じて言語化できますよね。頭痛が…腹痛が…その後どうしたらいいかも大体見当がつく。赤ちゃんにとってはひとつひとつが未知の体験で、全力で異常を伝えることに繋がるんでしょうね。
成長による変化
- 特に理由はないが泣くこともある(神経系の未発達)
- 午後〜夕方に多い(黄昏泣き)
「黄昏なき」とは?!ってはっきりとした理解もできないままではありますが、「どうにもならない泣き」があって当たり前なんだという事実だけでも、気持ちを切り替えるきっかけになる気がします。
このほかに、音や光が強すぎてびっくりしてるとか、退屈でつまらないとか(なんでもあり)で泣いてしまう事もあるんですって。大人みたいにちょうどいい感情がまだないから、0か100みたいになってしまうのでしょうね。
泣く=困らせようとしてるじゃない
本能のまま、生きる赤ちゃん
こうやってどんな時に泣いているのかを整理してみると、とにかく本能のままに生きていることが再確認できますね。理由は様々だけど、少なくとも心の中で「困らせてやる!」なんて思っている赤ちゃんは1人もいないことがわかります。
泣く=伝えたいことがある
泣いてるからミルクかな?おむつかな?と初めは冷静に予測していたのに、泣き続けられることでどんどん余裕が無くなって行きます。そうすると、いつもは「なんのサインかしら」と考えられていたのに「なんで泣き止まないんだ・・・」と受け止め方が変わってしまいます。
泣き止まなくてもイライラしない方法は?
「泣いて当然」が大前提!
次に「泣き止まない」に遭遇した時は、一度深呼吸(スーハー)をしてからこう考えましょう。「泣いて当然」だと!泣かない状態を目指す事で泣いた時に気持ちが焦るので、まずは目指すところを変えることに全集中します。
人と比べない。「疲れた」時は即休憩
どんなにタフな人でも、泣き続ける赤ちゃんとずーっと一緒にいることは至難の業。「頑張れる」度合いは人それぞれで、誰かと比べる必要は一切ありません。「もう無理かも」と思った時がしおどき!粘って消耗することなく、清く対処策を試してみましょう。
赤ちゃんと距離を取る
赤ちゃんの安全を確保した上で移動して気持ちを落ち着かせることで、イライラやモヤモヤが楽になるきっかけになります。泣いている赤ちゃんを放っておくのは罪悪感が芽生えるかもしれないけど、目的ややり方があっていれば大きな問題なし!
外気浴をする
外に出るだけで、音や温度、風の感覚に明かるさの変化といった具合に、室内にいる時とは別の刺激を沢山感知します。大人にとっても、室内でずっと一緒にいるよりも気分転換になります。
他の人を頼る
これは対象の人がいればですが、パートナーなど同居の家族にバトンタッチしてもらったり、ベビーシッターを定期的に利用することもおすすめ。育児は休憩も休日もないし、辛い状況がいつまでも続く感覚でさらに辛くなるなんてことも多いですよね。でも、〇〇になればバトンタッチしてもらえる!と育児の切れ目を作ることで、その瞬間の踏ん張り具合が変わってきます。


