子育て夫婦、家事分担で悩んでいませんか?
共働き子持ち家庭の皆さん、パートナーとの家事分担をどうやって決めていますか?お互い忙しい中でも毎日の家事は協力してこなしたい。それなのに、
「自分ばかりやってる!」
「この家事どっちがやるべき?」
など、思ったように分担できずにイライラしてしまう事もあるのではないでしょうか。
毎日のことだから上手く分担して、ストレスは少なくしたいよね
そうだよな
わが家で実践している方法も含めて、うまいこと夫婦で家事分担をする方法をご紹介するよ!
それは楽しみだ!行ってみよう
- 常識にとらわれない家事分担のコツ
- 家事分担をする上で大切なマインド
- 共働き子育て世帯のリアルな家事分担事情
「得意な人」がやる
そもそも家事って種類も多いし、内容もそれぞれ。まずは一般的なものをピックアップしてみましょう。
- 料理
- 洗濯
- 掃除
- 買い出し
- ゴミ出し
- 子ども関連
え・・・これだけ?
いいえ、ここを見に来た主婦の皆様は知っているはずです。こんなに少ないリストで終わるわけがないことを。例えば料理一つとっても、
- 献立を考える
- 食材の買い出し
- 調理・下ごしらえ
- 食卓を整える(配膳・盛り付けなど)
- 下膳。テーブルふき
- 食器洗い・食洗機セット
- 食材の保存・冷凍
いわゆる「名もなき家事」という、メイン家事に付随した細かい部分が必ず伴っているはず。人によってどこにどのくらい時間や手間をかけたいかなどの価値観も違うから、きれいに5:5の割合でやるのは難しい部分がありますよね。
好きorストレス少なめを担当する
得意・不得意は誰しもあることです。苦手な分野を日常的に担当すると、「本当は苦手(嫌)なのにやらなくちゃ・・」とストレスの原因になることも。反対に得意(好き)な分野であれば、作業自体もそこまで苦ではないし、むしろ進んでやりたくなることもあります。

効率も上がり、相手に感謝のきもちが芽生える
「好き」「得意」にフォーカスして家事分担を進めると、どうしてもそれぞれのボリュームに偏りが出てしまうものです。しかし、「自分の苦手分野を文句も言わずにこなす」パートナーの姿に、マイナス感情よりもポジティブ感情が湧いてくることでしょう。

「2人でできる家事」は一緒にやる
夕食の片付け
1日に何度も登場する家事は2人で協力して一気に片付けるのがおすすめ。「食器を運ぶ」「テーブルを拭く」など細分化して手分けすると効率がいいです。

特に子育て中の世帯では、子供がママ(またはパパ)指名で食後すぐに絡んでくることが多々あります。そんな時は空いてる方が食器を流しに運んで、絡まれた方は対応しながらさっと拭きあげてしまえばテーブルが早く片付きますよ。
おもちゃの後片付け
子どもがいるご家庭では、ものの一瞬でおもちゃが広がりますよね(笑)
- 出かける前
- 掃除の前
- 寝る前
など、お片付けのタイミングは何回かありますが、まだ小さい子供は1人で管理ができません。大人だけで協力して「一気に一緒に」片付ければスピード2倍ですが、片付ける側からまたおもちゃを出してくるなんてこともしばしば…
そんな時は「子供の気を引く係」「お片付け係」と再度手分けをして進めると効率的です。

疲れている日は交代もOK!臨機応変な対応
ある程度のルール化をしても、人間毎日同じコンディションとはいきません。
- 体調不良
- 疲労蓄積
- 単純に気分が乗らない
理由は様々ですが、家事に身が入らないことも少なくないはず。そんな時は「いつもの7割でいいや」とか、「今日はこの家事なしでいいや」といった具合に調整してしまいましょう。
コンディションが悪い時は、仕事と一緒でパフォーマンスが下がりがち。無理にやりきらず、程よく”手抜き”していくのがおすすめです。

わが家のリアル!夫婦家事分担の実際
夫担当:料理&ゴミ出し
料理が好き+毎日でも苦にならない
わたしもお料理が好きですが、「毎日・毎食」となると疲れてしまうんです。反対に夫は、
調べながら新しい料理にチャレンジしたり、ストック食材を作っては「今回は何食分食べられたな〜」と分析するのも楽しいみたいです。
圧倒的に私よりもセンスがありますし、基本的に日々の料理を担当してもらってます。

ゴミ出し
わが屋は集合住宅ですが、ゴミ出しは指定曜日の週2回。朝の8時までに置き場に出す必要があります。一般ゴミの他にオムツも加わり結構重いんですよね。
かさばる段ボール資源ごみやリサイクルゴミも合わせて、力仕事枠で夫に全てお願いしています。

普段のお買い物
今はお料理を夫メインで担当してもらっていることもあり、普段の買い出しも夫がすることが多いです。
食材の配分や何を作るとか、料理する人が好きに買うのが効率的です。
同じスーパーで品揃えがいいこともあり、日用品もついでに購入してもらうことが多いです。

フィルター掃除全般
夫は花粉症持ちで、ハウスダストや犬猫のアレルギーもあります。反対に私はアレルギー全般と一切無縁で、独身時代は空気清浄機も持っていませんでした。
空調管理に関しては圧倒的に夫の方が思い入れが強く、これらの掃除も私より丁寧に仕上げてくれます。

エアコン、空気清浄機、加湿器、キッチン換気扇などの空調に関連した機器のフィルターは全て、夫に任せています。
わたし担当:洗濯&子どもの持ち物準備+α
洗濯干す・たたむが好きで苦にならない
わが家はドラム式洗濯乾燥機を利用しているのである程度のものは乾燥まで仕上げてくれます。
- 材質的に乾燥できないもの
- 乾燥までかけたくないもの
があるため、毎日一部の洗濯物を干す+畳む工程が発生します。
わたしは洗濯物が乾きやすようにきれいに干すのが好きで、ホテルのタオルのようにきれいに畳むことも好きなので、負担のない家事と言えます。
むしろ、思い通りに干したり畳んだりが達成感にもなっています。

子供の保育園準備
保育園の持ち物って色々あってややこしいですよね。
- 名前はここに記入する
- ロッカーにあれこれストックしておく
- 季節によってストック中身入れ替え
- 毎月の目標シート確認&記入
夫にとってはこういった細かい部分に苦手意識があるようです。(男の人あるあるでしょうか?)
わたしは自分で把握しておきたいタイプなのでこの辺りも◎
着替えストックも、成長に合わせてメルカリで手頃なものを準備したり、計画的に動いてお得感を得ることも楽しいです。

名もなき家事
お料理は夫に全振りしていますが、その後のお皿洗いは担当することが多いです。
- 余った食材のパッキング
- ガス台の掃除
- レンジ庫内の拭き掃除
- シンクの掃除&ゴミ受け掃除
- クロスの除菌
細かいところも得意なので、ストレスなく行なっています。
その他の細かいところ(巾木の上のホコリ取りとか、笑)は気がつく範囲で勝手にやっていますが、「やってもやらなくてもいい」部分でもあるので、こちらもストレスなく続けています。

水回り掃除、ゴミまとめ
キッチンもそうですが、
- トイレ
- 洗面台
- お風呂
などの水回りは主に私が担当しています。またゴミ出しは夫ですが、出すまでのゴミまとめはわたしがやることが多いです。
2人で一緒に!掃除機、お皿洗い
ロボット掃除機をフル活用!
毎日の床掃除はロボット掃除機に任せています。掃除機をかける前に、
- 床のおもちゃや物を片付ける
- モップパッドをつける
- ダスト容器を空にする
- 水タンクの水を補充する
と準備する項目があるので、ここはその時できる方がor手分けして行なっています。

食器下げ、テーブル拭きはできる方がやる
食後のお皿洗いはわたしが担当することが多いですが、
- 「食器を下げる」
- 「テーブルを拭く」
子どもに抱っこや遊びをせがまれるとスムーズに進まないため、誰がやるかは決めずに臨機応変に対応しています。

子どもを見ながら手分けするチームプレイが◎
どの家事においてもそうですが、未就学児(低年齢)がいる家庭では思い通りにことが進まないのが常です。
「この家事はこっちの担当!」とはっきり決めてしまうと、その通りにいかないときに憤りを感じてしまうことになるので注意が必要です。
目的を達成するために協力するチームプレイに徹すると、お互い助け合えて持続しやすいです。

家事分担でうまくいくためのポイント
言葉で伝える「ありがとう」
「やって当たり前」にならず、日々感謝を伝える
家事の分担を始めると、普段自分が全くやらない家事が出てきますよね。
その状況に慣れてくると「やってくれるのが当たり前」になり、つい感謝の言葉を忘れがちです。
自分の分担だから当たり前にやっていても、言葉にして感謝の気持ちを表現されると嬉しい物です。モチベーションにもつながりますし、相手へのリスペクトは常に持ち合わせていたいですね。

お互いの家事の質にこだわらない
「自分だったらここまでやるのにな・・」
一緒に暮らしていると、家事の完成度に差を感じることってありませんか?逆もしかり、自分がOKと思っていても相手にとってはNGになっていることも。
価値観は人それぞれで正解がないということを大前提に、細かいことを気にするのではなくまずはやってくれたことに感謝するように心がけています。

子どもを巻き込んで「協力しあう」を定番に
子どもの存在で、大人のペースで家事が進まないことが多々あります。
夫婦で協力している様子を普段から見せることは道徳的にもプラスになると言えます。
ときには「〇〇ちゃんはこれ持っていけるかな〜?」と一緒に巻き込んでしまいましょう。片付けや家事をみんなで協力する習慣がつき、協調性を養うきっかけにもなります。

体調・気分に併せた柔軟な対応
「今日無理かも」と思ったら、遠慮なく頼れる関係性
普段から協力し合うことが習慣になっていると、いざという時に気兼ねなく自分の分担家事を頼めます。
気が乗らないときははっきり自分の気持ちを伝えつつお互い依頼したりされたりしています

体調不良や妊娠中は、特に無理せず臨機応変に
生活をしているとどうしても体調を崩すタイミングがやってきます。そんな時は最低限の家事に留めて身体を休めることを優先させています。パートナーの余力があれば依頼するのもありですが、無理がたたって共倒れしたら本当に大変。
「今日じゃなくていい家事」はできる日まで放置して、全力で省エネに過ごすようにしています。
わたしは妊娠初期のころ、つわりで何も手につかないことが1ヶ月ほどありました。あの頃はほとんどソファに横になっていたので、家事を引き受けてくれた夫に感謝しています。

家事や分担内容の定期的な見なおし
子どもの成長や働き方で家事の量・優先度が変わる
育児休業中はともかく、共働きに戻ると途端に時間に追われる日々が続きますよね。
仕事に育児に、家事にかけられる時間が減ることでお互いに余裕がなくなってきます。
新たな時短家電を再検討したり、週末にできる家事はまとめて一気にやるなど効率化していけるとストレスも最小限に抑えられます。

たまに話し合って改善を心がける
一つ一つの家事に含まれる工程を減らしたり回数を見直したりと、現在の運用から改善できることはないかを定期的に話し合っています。
- 「ここの掃除週1でいいか」
- 「こっちは月1で十分かな」
のように、なるべく無駄な労力を減らせるようにしています。これらのことは勝手に決めず、意見交換の上2人で決めると後々トラブルにもなりにくくて良いですよ。

まとめ|完璧を目指さない“ゆる家事分担”で心地よく
今回は、共働き子育て家庭でもストレスなく家事分担が行える方法を紹介しました。
- 「得意」な家事をやる
- 「2人で出来る」家事は一緒にやる
- 家事のクオリティにこだわらない
- 感謝とリスペクトの気持ちを忘れない
- 子供も巻き込んで協力する
- 辛い時は無理せず手抜きする
子供が小さいうちは手がかかり大変な事も多いですが、夫婦で協力して少しでも充実した毎日にしたいですね。この記事を参考にして頂けたら幸いです♪